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第18回 新担当就任

4/27/2017 第18回 新担当就任

初めまして、村上です。 ややこしいですが、前任のブログ担当も村上で、新任の私も村上といいます。 さて、初仕事となる今回は、自己紹介をしたいと思います。

改めて、村上拓海と言います。よろしくお願いします。 66期生(今の3年生の3つ上です)で、高校時代は弓道部に所属していました。 今は大阪大学に通っています。 自転車や漫画・アニメ鑑賞、ボードゲームなどが趣味で、ボードゲームに関しては同好の士を集めて週に1回一日中遊びたおすほど好きだったりします。 サークルは学祭運営の実行委員会(高校でいうところの文化祭実行委員会ですね)に入っています。 実はこの4月30日と5月1日にいちょう祭という学祭があって、ゴールデンウィークということで高校生にも来やすい日程になっています。 大学の雰囲気を知りたいという受験生もこの時期なら大丈夫ですね! ぜひ大阪大学のいちょう祭に来てください!

…宣伝はここまでにして、大学生らしく専攻の話をしたいと思います。 私の所属の正式名称は「大阪大学工学部 電子情報工学科 情報通信コース 通信工学クラス」です。 長いですね~。たぶん私自身も噛まずには言えません。 では具体的に何をしているのか?

実は、私はまだ3回生なので研究室に配属されておらず、「これを研究している」とは言えないんです。 そこで、この場では私の専攻で興味のある分野についてお話したいと思います。 今回お話しする分野、それは“暗号理論”です。

そもそも暗号とは何か? 暗号というと、政府の諜報組織が機密を保持するために情報を暗号化、など少し縁遠い話に感じるかもしれません。 しかし、暗号は意外なほど私たちに身近な場所で使われている技術なんです。

皆さんGmailを利用したことはあるでしょうか? 「ググる」の言葉を生み出した検索サービスで有名なGoogleの提供するメールサービスです。 Gmailで送受信されるメールは、相手側にもよりますが、ほとんどが暗号化されています。 暗号化する利点は何なのか。 それは、暗号化されていないメールの危険性を知ることで深く実感できると思います。 暗号化されていないメールは、メールの送受信に関わらない第三者によって閲覧が可能であり、また内容の改ざんすら可能です。 親しい友人からのメールが第三者によって覗き見、改ざん、そしてウイルスファイルを添付されていたとしたら・・・とても恐ろしいことだと思いませんか? 個人のプライバシーを保証するため技術、それも暗号理論の一面です。

すこし長く語りすぎましたね。 大学では高校で学んだことを基礎として、より深くものごとを知ることができます。 蛍雪大学ではそんな大学の一端でも体験できるようにすることができればと思います。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。 このブログは節目ごとに更新していく予定です。 拙文ですが、お付き合いいただければ幸いです。 それでは、またの機会に。


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