第6回 インタビュー(5) 佐伯峻生さん
こんにちは(o^^o)
もう6月になりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
5月から6月に変わると、一気に夏が近づいてきたなって感じがしませんか?
今から夏休みを心待ちにしてしまいます♪
気が早すぎですかね(笑)
楽しい夏を過ごすためにも、計画立てて勉強頑張っていきましょう( ̄▽ ̄)
今回は、佐伯峻生さんの紹介をします(*^o^*)
写真はこちらです!
それでは、お願いします!
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―まず、自己紹介をお願いします!
東京大学教養学部理科一類1年の佐伯峻生です。
最近ハマっていることは散歩です。
最近の悩みは、自分の中で関西弁と標準語が強く出てしまい、
愛媛弁が負けつつあることです。
―周りの影響で方言混じってしまうの分かります(笑)
愛媛弁も何とか維持して頂きたいです( ̄▽ ̄*)
次に、螢雪大学での役割を教えて下さい。
副代表、理系ディスカッション部門長を担当しており、理工講座にも所属しています。
―どういう経緯でその役割に就くことになったんですか?
3月10日の合格発表の日に、代表の大屋さんに電話で「やらないか?」と言われて、その場でオッケーした感じです。
いきなりこの役割、しかも合格発表当日(つまり大学入学前)に伝えられ、
驚きや戸惑い、そして不安が強いというのが正直なところでした。
しかし、浪人中から螢雪大学の話は聞いていて、来年は自分も参加し、
ゆくゆくは中心になってやっていきたいなという気持ちや、今の自分を変えたい(成長したい)という想いが強くありましたし、
さらに合格で高ぶる気持ちにも後押しされ、お引き受けしたというわけです。
―なるほど!
その代表の大屋さんに似ているという話を聞いたのですが(笑)、どう思いますか?
これまでの出身学校、部活動、生徒会活動などに共通点が多いのは確かですが、自分ではよく分かりません。笑
でも、好きなことや目指すものについて意気が合うことはよくあると思います。
―螢雪大学での仕事内容を教えて下さい。
ディスカッション部門長は、螢雪大学2・3時間目に行われる各講座のディスカッションを統括する立場にあります。
僕は理系講座を担当し、文系講座はもう一人のディスカッション部門長、松尾君が担当しています。
主な仕事は、「事務的要素も含めた講座作成のサポート」ですかね。
僕は副代表も担当しているので、螢雪大学を運営するという観点から、
メンバー1人1人にまで目を伸し課題解決に取り組もう、そして他部門についても把握しようと意識しています。
先日、文系部門長の松尾君に任せっきりだった仕事を引き継いで、ようやく部門長として動き始めたばかりですが、
高校生にも大学生にも有意義で素晴らしい螢雪大学を作っていきたいと思っています。
みなさんよろしくお願いします!
―先日行われた、螢雪大学合宿の感想を教えて下さい。
合宿の感想は書き出すと長くなりますので、簡単にだけ。
「これが螢雪大学かぁ…(驚)」が素直な感想です。
真剣な表情で授業の具体案をディスカッションしたり、何か吸収できることはないかと、
ほかのメンバーの発言に耳を傾けたりする姿はとても印象的でした。
同期以外はほとんど初対面の方ばかりだったにもかかわらず、みなさん話しやすく、とても温かい雰囲気でした。
今治西高校っていいですね。(改めて)
―私も合宿で今西のよさを感じました(*´▽`*)
それでは、高校時代について教えて下さい。
部活動は応援部に所属していました。
夏の野球応援は印象的な思い出の一つです!
球技大会や運動会、修学旅行などのイベントはかなり燃えていた記憶があります。
思い出すと、高校時代に戻りたくなりますね。
少しネガティブな発言になりますが、高校時代にもっといろんな人と
いろんな話をしておけばよかったなという心残りもあります。
今になって自分の知見の狭さを痛感しています。
そういう意味でも、これからの螢雪大学はとても楽しみです!!
―いろいろな人と話せるこの機会を大切にしたいですよね。
ちなみに自分はどんな生徒だったと思いますか?
やんちゃな生徒だったと思います。うそです。
今もそうですが、「みんなとワイワイするのも好きだし、一人でいることも好きな生徒」とかですかね。
―好きだった先生や好きだった授業はありましたか?
もちろんいますし、あります。でも内緒です。笑
―浪人してみごと東大に合格されたということですが、振り返ってみてこの一年間はどうでしたか。
浪人についても書き出すと長くなりますね。
高校生相手に浪人はするべきだなんて言えませんが、もし詳しく聞きたければ、いつでもお話ししますよ。笑
この一年はもちろん苦しい一年でしたが、僕には必要な一年だったと思います。
浪人させてくれた両親に本当に感謝です。
―失礼な質問だったかもしれませんがありがとうございました!
大学生活が始まってみてどうですか。
こんなにも忙しいとは思っていませんでした。
まあ充実しているということでいいのかもしれませんが!
もっとのんびり散歩できる時間がほしいです。笑
―同感です(笑)
たくさん散歩できるようになるといいですね( ̄▽ ̄)
大学でどんなことを学ぼうと思っていますか。
大学では、まずは幅広い分野について学びたいと考えています。
いろんな分野に目を向けて、その中で専門的にやりたいと思えるものに出会えればいいなと思います。
今具体的に学びたいのは、高校でいう生物、地理、世界史ですかね。
―螢雪大学における抱負や後輩へのメッセージがあればお願いします!
突然ですが、みなさんは「夢」をお持ちでしょうか?
僕は「夢」というものがとても好きです。
夢はあらゆる場面で自分のモチベーションにつながり、どうすべきか迷った時のみちしるべにもなります。
また、夢は他人にも元気とやる気を与えます。
堂々と夢を語る人、すごく格好いいですよね。
僕はこの19年間、自分の夢に、そして他人の夢に助けられ、支えられて生きてきました。
高校生というのは悩みの多い時期でもあります。
みなさんそれぞれに悩みをお抱えでしょう。
僕も高校時代、勉強・部活・進路・人間関係など、様々な悩みがありました。
一年間考えこんだこともありました。
そんなとき支えてくれたのが「夢」だったんですね。
自分の本当にしたいこと、絶対に守りたいものを考えたり、
夢を語り前向きにたくましく将来にむかって進む友人を見たりすることが、自分の力になりました。
人の夢に大小はありません。
自分の夢は自分の力になり、そして人の力になります。
今夢をお持ちの方は、大切になさってください。
お持ちでない方は、ゆっくりでいいと思うので探してみてください。
ところでこの「夢」というのは、何も将来につきたい職業だけを指しているわけではありません。
例えば、「ネパール地震の復興を援助したい、
そして同様の地震が来ても倒れない耐震設計をした建物をネパールに建てたい」
「地震が起こった場合に備えて、住民の避難の様子をモデル化してシミュレーションを行い、
いかにしてスムーズな避難を行うかを考えたい。」というのも素敵な夢だと思います。
ここで注目してもらいたいことがあります。
まず、先に挙げた例の一つ目の夢はどうして生まれたのでしょう?
どうしてって…そりゃあ、心の底からそう思ったからです…そうではありません。
みなさんに言いたいのは、この夢が「ネパールで大地震があり、多くの家屋が倒壊し、たくさんの命が奪われた。」
という事実を知っているからこそ生まれた夢だということです。
つまり、夢は「実現するために」だけではなく、「生じるために」も知識(情報)が必要なのです。
アフリカの現状を知らないで、「アフリカの貧しい村に行って医療をしたい、教育をしたい」などと考えることはないですよね。
そう思う背景には、必ず現状を把握したうえでの問題意識があるはずです。
同様に、例の二つ目を見てください。
「住民の避難の様子をモデル化してシミュレーションを行い、いかにしてスムーズな避難を行うかを考える」
という発想はどこから生まれてきたのでしょう?
まずモデル化してシミュレーションをするという言葉の意味がよく分かりませんよね。
これは昨年度螢雪大学の社会科学講座の授業を体験させていただいたときに、
「モデル化」について考え生まれた一つの夢(理想案)です。
つまり、授業を受け大学での学びをイメージすることで、知識がなく全く想像もできなかったことが見えてきて、
新たにやってみたいこと(自分の興味)が生じてきたわけです。
ここでも、「夢」と知識(情報)のつながりは見えますよね。
「そのことを知っていたら、こういうことがしたかったのに。(こっちの学部に行っていたのに。)」という事態は悔しいですよね。
大学の学部学科選択では、そのような事態は絶対に避けなければなりません。
そうならないために、みなさん今は知識(情報)(もちろん大学のことだけでなく)をどんどん吸収してください。
みなさんの身近なところにも夢の種は転がっています。
知識(情報)は、学校の授業、書籍、TV、新聞、インターネットなど、普段から触れることの多いものからも
たくさん得られると思いますので、そこで得られるものは一つ一つ大切にしてください。
そして、ぜひこの螢雪大学を活用してみてください。
先の例でも述べましたが、螢雪大学では大学での学びをイメージしてもらうことで、
みなさんの「夢」へとつながる進路選択をサポートしていきます。
10人いれば10人分の体験・夢があります。
螢雪大学でいろいろな先輩から聞いた話を、自分の「夢」そして進路選択の手がかりにしてみてください。
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ありがとうございました\(^o^)/
佐伯さんの、副代表にふさわしい熱い気持ちをたくさん聞くことができ、私も色々と考えさせられたインタビューでした。
「夢」の話、とても素敵で素直に感動してしまいました…!
螢雪大学が皆さんの「夢」につながれば本当に嬉しいですね!
いかがだったでしょうか?
次のインタビューは、この螢雪大学のホームページを作って下さった菅翔平さんにお願いしようと思っています (*^_^*)
螢雪大学本番の日まであと3ヶ月を切りました!
これからも色々な情報を皆さんにお伝えできればいいなと思っているので、よろしくお願いします。
それでは、さようなら(^^♪